至仏山ツアー

むずむずしていた足の抑えが効かず、話を聞いていたウェイブグライドさんの至仏山のツアーに申し込んでしまいました。雪が心配だったけど、きっと何とかなると思い、日程が確保できたのは4月の30日。会社は(毎年この時期花見にいってるので)元々休むかもと言っていたので、特に問題なし。29日の夕方に家を出、沼田で宿泊。朝、拾っていただく。非常に助かりますね。


さてさて、戸倉の駐車場に車を止め、鳩待峠までバス。結構な峠道で、調子が段々落ちてくる^^;
それでも準備しているうちに落ち着いてくる。
登り口では、準備している他グループもちらほら。普段はこんなもんではないとの事。


登り出す。3時間半くらいの行程とか。そんな時間のシールでの登りは初体験。体力絞りきらないように慎重に進む。と、そのうち燧ケ岳

や小至仏山が見えてくる。

至仏は真っ白けで上が見えない^^;


小至仏が間近になると、あたりは雪原。シュプールの跡もちらほら。

しかし、われわれの目的地は更に先。小至仏をトラバースして先に進む。
そのうちガスが出てきて、視界が悪くなってくる。

スノーシューの方々と何度かすれ違ってるうちに頂上。

当然ながら、眺めは真っ白なのでした。

でも、登ったと言う満足感。


ちょっと休んだ後、尾瀬ヶ原を目指し滑り出す。岩が出てるあたりまでは斜度はちょっとあったけど、距離は滑れませんでしたが雪は滑りやすかったでした。その後、岩やら低木をトラバースして避け、さぁ、ここから本番と言った斜面は、なかなかの難敵でした。景色は最高。晴れてればもっと最高なんですが。


滑りのほうは、雪面に圧をかけてる分はまだ何とか滑るのですが、抜重して上がろうとすると、ぴたっと止まりバタン。それがいやでどんどん前足が突っ張っていき、今度は後ろにバタン。これの繰り返しでした。もちろん、板が刺さるので、抜け出すだけで体力がどんどん削られていくのでした。
でも、尾瀬ヶ原に向かって滑っていくのは気持ちいいですね。

わたしにはそんな余裕なかったですがw


最後はもうプルークすらまともに出来ないへろへろっぷり、そんな中、熊の足跡発見。

登って行ってるけど、どこいったんでしょうね〜


ビジターセンターでお昼を食べた後、シール張らずに景色を楽しみつつ体力をほぼ絞りつくして鳩待峠まで戻ったのでした。

シールなしで随分登れたのでびっくりでした^^


こうして今シーズンのスキーは終了となりました。まだ行こうと思えば、立山やら乗鞍、鳥海山とかありますが、もうちょっと山に慣れたから行ったほうが楽しめるかなと思ったのでした。