林道たっぷり

10月29日。延泊後の探検。前日の田島でのライブで温まり、宿に戻ってそのまま宴会、いい時間まで頑張ったものだから、出発は10時になってしまった。まぁ、それでもぎりぎり予定の範囲内かなと。(この見積はかなり甘いものだったのが後で判明)。


さて、いつもショートカットしてここまであがらないんだけど折角なので、いつもお世話になってるだいくらスキー場の紅葉。


昨日雨のドライブで楽しんだ駒止峠に向かう道。昨日より葉っぱが散ってます。


峠の茶屋跡付近から林道に入ります。ここまですれ違った車は3台。
ここから先はずっとダート。一応熊鈴を用意して出発。

だーっと下りますが、前日の雨と落ち葉でいい感じに湿ってて、あっという間に全身どろどろ。気にしてたら楽しくないしね。


5km程度下だり、冷湖の霊泉に到着。

なかなかの勢いで水が沸いてるようです。今回足元が滑って水をうまい事掬えなかったのでちょっと口に含んだ程度でしたが、夏に飲んだら最高でしょうね。


ちょっと分岐まで戻って、湿原の昭和村入口方面へ。ちょっと行くと卵池。

モリアオガエルの生息地と言うことですが、今の時期にかえるの鳴き声は聞こえません。そのくらいの季節に見に来てみたいですね。池自体、水が澄んでいていい感じでした。


卵池から更に進み、駒止湿原の入口を確認し、先に進みます。さっき下った分、しっかり登らされてる感じ。この先、一般通行止めということですが、ゲートは開放されてました。事故っても責任持たないからね、と言った注意書きがあっただけなので、自己責任で先に進みます。


大窪湿原。しっかりカンバンが立ってました。

一般通行止めのはずですが、このカンバン、結構新しい?


更に進む、進む、進む……峠とか分岐があるはずなんだけど…


分岐は無事通過、峠は標識もあるわけではないので良くわからないままとにかく突き進む。もちろんここまで対向車とか一切なし。(実はこの分岐が峠だったようです)。


予定ではもう抜けてるはずなんだけど、一向に終わらない、こりゃ電車2つ位遅くなるかなと思いつつ、気が付くとなんだか日差しが夕方な感じ。約14時。お昼も食べんで、こんな時間に。とほほほと思ってるところでいきなり視界が開ける。

うひょー、なんじゃこりゃー、ってな感じの絶景。色づいた山々を見下ろす感じ。写真じゃ良くわからないんだけど、この開けた瞬間が超感動もんでした。ただ、寒いのと時間がないので、それほどゆっくり出来ず、先を急ぐ。ここから先は登り返しなしのひたすら下り。そのうち舗装路に合流。どっちに行こうかなと悩んだけど、チェーンで封鎖してるほうは避けて道なり?のほうに進路をとる。九十九折をばびゅーんと下ると、ゲート。

こっちはしっかり閉鎖されてました。


後は400号を通って田島を目指します。舟鼻トンネルを通り、ひたすら下る。下郷とか戸赤とか標識が出てて道間違ったかとあせったけど、このトンネルが見えてきて一安心。

ここから先は通った事あるので、ようやく安心感が沸いてきたのでした。駅に着いて鼻水たらしながら輪行準備、(予定していた)電車に飛び乗るのであった。あー昼飯買ってないし。
補給食でごまかしつつ新藤原のコンビニで買い込めばいいやと思ってたら、このコンビニがなんと閉店していたのでした。下今市でおやつは買えたけど、時間見誤ったのがかなりの痛手。ちゃんちゃん。


後日談と言うか、チェーンで封鎖されているほうを進めば、それが旧道で田島のほうに向かったっぽいです。トンネル通らずに行けるみたい。でも、その時はもう気力がなかったし、この次のお楽しみということにしときましょう。林道がちゃんと載ってる地図持ってないので、本当かどうか分かりませんよ。