尾瀬燧ぐるり弾丸

8月23日。
燧ケ岳に登ってみたい。尾瀬に行きたい。と言う事で思い立ち、水曜日にチケット購入。ただ、膝の具合がなんだかおかしい。
燧に登れなくても尾瀬には行きたいなーと行動計画を立てる。沼山峠から尾瀬沼あたりを散策するのが最短コース。これだけでも楽しめない事はなさそう。
でも、折角だし、と言う事で、御池から燧ケ岳をぐるっと一周しちゃうコースを選択したのであった。
逆回りだと、7時間ちょい位らしい。余裕見て行動8時間+休憩1時間位で行けるかな。
でも体調と天候が良ければ登っちゃおうかなーという下心もあり…

さて、行きは金曜23:55に浅草を出る尾瀬夜行。これに乗る、且つおつまみ等の購入を考え21時半には帰宅してたいなーと思っていたがそれも叶わず、会社出たのが21時過ぎ。
しかも、電車遅延で、出発予定時刻を超え帰宅。いっそいで着替え、汗ダラダラ垂らしつつ出発。外はそれなりの雨。
駅に着くと、登りも遅延してたりするし。でも、コンビニで最低限の食べ物(夕食)を購入出来てたので、一安心。あとは2355に乗れるかだけ。
これが日ごろの行いが良いのか、元々想定していた時刻に浅草着。さらに夕食の充実が図れたのでした(おにぎり1つは行動食にまわす)。

尾瀬口からはバス。今回は天候なのか、花の少ない時期なのかよくわからんけど、バスは3台ほど、しかも余裕。しかも、御池下車は私だけ。


6時ちょい前に出発。天候悪いので、燧ケ岳登頂はあきらめ、予定通り林道へ。木道が滑って怖い。あまり人が通らないのか、表面がぬめった感じ。
慎重に進むが、これが結構疲れる。
ほにゃらら田代(湿原ね)をいくつか過ぎるも、花が少なく原っぱな感じ。それでも拾いながら楽しめる。

池塘とか。


西田代を過ぎたあたりから、雨が本格化してき、ついに雨具導入(ちと遅かった^^;)
しっかし、御池の駐車場からここまで、全く人に遭遇しない。ずっと貸し切り。
吊橋過ぎたあたりからぽつぽつ遭遇するようにはなったけど、快適でした。
2度ほど木道で滑って尻打ちましたが^^;


新道との分岐から、三条の滝に向かう。ここからは木道がなくなりほぼ山道。


雨も結構降ってるので、足元が厳しい。これなら燧ケ岳に行っても一緒だったのでは?
やがて轟音。そのうち白いものが見えだす。
急な階段を2つ降り、展望台へ。
瀧と言うより、大放水。三条の滝が一条の滝になってる。

さて、次は平滑の滝だな。←気が付かないで通過してしまったらしい(笑)


赤田代。ここでお店発見。せっかくなので休憩。トマトジュースを購入。
まだ1/3程度なのに、結構膝に来てる。無理してないつもりなんだけど、体重がそもそもね。


東電小屋への分岐を過ぎ、見晴。ここは山小屋が沢山。お昼にはちっと早いかな。まだまだ道のりはあるし、先を急ぐ。
沼尻までは2時間弱だそうで。
今回は電子版の山と高原地図を持参。距離とかなんとなくの標高差とかが分かって力強いっす。ただ、よく落ちるのだけはいただけない。

この沼尻までの行程がめちゃきつ。峠までの登り、そこからの下り(ほぼ川になってた)もうらめぇ〜と言うところでなんとか沼尻。
へばってる割には、ほぼ想定通りの到着時間。


これならもう大丈夫とここでビール購入。
んー肌寒いけどうまいっ。
沼を眺めつつ長休憩。でも、冷え切らないうちに出発。
ガスってるけど、沼はきれいで心奪われる。


池の周りなので、なぜかあるアップダウン膝が痛くなければなんてことないとこなのにね。
やがて向こうのほうに小屋が見えてくる。ビジターセンター?
そこまで行くと、今回の散策はほぼおしまい。沼に後ろ髪惹かれつつ林の中へ。
小休止後、沼山目指すのであった。絶対またくるよー。晴れた尾瀬沼、燧ケ岳、待っててね。
燧ケ岳、まわりまわったのに全くお目に掛かれませんでした(笑)

あ、お花はこんな感じ。これが全てではないですが。





沼山峠着は13時半過ぎ。7時間半程度の行程となったのであった。
尾瀬口で電車1本見送り、温泉へ。極楽極楽なのでした。